「お勧め項目30件のご紹介」

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[設定項目]A11 点字文書送受信プログラム

当社のブレイルメモ機などとの間で、点字文書を送受信する機能です。

接続先からコマンドを受信した場合は、プログラムが自動的に起動して、文書を送受信できます。

(起動方法)

(1)グローバルショートカット ウィンキー+Rを押します。

(2)文書を送受信する通信ポートを選択します。

(3)すると「点字データの送受信」ウィンドウが開きます。

 このウィンドウから、実行したい送受信コマンドを選択してください。

[設定項目]B3 デイジー変換ツール

点字文書やテキスト文書から、テキストデイジーデータに変換する機能です。

(操作方法)

(1)ウィンキー+スペースキーを押して、メインメニューを開きます。

(2)Tを押して、「ツール」メニューに入ります。

(3)「デイジー変換」コマンドを実行します。

 すると「デイジー変換設定ファイルの選択」のウィンドウが開きます。

(4)このウィンドウで、新規または既存の設定ファイルを指定します。

 すると、「デイジーデータ情報」のウィンドウが開きます。

(5)このウィンドウに、デイジーデータの書誌情報や変換元のテキストファイル、点字ファイルなどを指定します。

(6)エンターキーを押すと、データの変換が始まります。

参照先: 〈テキストファイルや点字ファイルからテキストデイジーデータを作る〉

[設定項目]B4 記憶メディアの管理ツール

SDカードやUSBメモリーをチェックしたり、フォーマットする機能です。

(起動方法)

(1)ウィンキー+スペースキーを押して、メインメニューを開きます。

(2)Tを押して、「ツール」メニューに入ります。

(3)「記憶メディアの管理」コマンドを実行します。

 すると「記憶メディアの管理」のウィンドウが開きます。

(4)このウィンドウで、処理を実行したい記憶メディアを選択してから、実行したい処理のボタンを押します。

[設定項目]C3 片手入力機能

通常の両手入力方式の他に、左手/右手の片手入力方式に切り換えて本機を操作できます。

(切り替えの操作)

(1)左手入力モードに入るには、親指キーの左2個と、6点キーの左3個を同時に押します。

(2)右手入力モードに入るには、親指キーの右2個と、6点キーの右3個を同時に押します。

(3)両手入力に戻すには、親指キー3個と、6点キー6個を同時に押します。

参照先: 〈片手入力モード〉

[設定項目]C11 クイックメモからの文書送受信機能

クイックメモから他のブレイルメモに文書を送受信する機能、および、マイブレイルメモ設定機能を利用できます。

(操作例)

 (1)BMスマートやブレイルメモをもう1台お持ちの場合、次のコマンドでその機械へのブルートゥース接続を設定しておきます。

  メインメニュー → 接続 → ブルートゥースクイック接続 → 「マイブレイルメモ」接続

(2)すると、クイックメモの次のコマンドで文書を送受信できるようになります。

クイックメモメニュー →

 「マイブレイルメモ」に送信

 「マイブレイルメモ」から受信

参照先: 〈マイブレイルメモ〉

[設定項目]C13 USBキーボード操作の拡張設定

スペースコマンドなどのUSBキーボードの拡張操作を利用できます。

(操作例)

(1)次のコマンドを実行します。

 メインメニュー → 各種設定 → USBキーボード操作の拡張設定

 すると「USBキーボード操作の拡張設定」ウィンドウが開きます。

(2)このウィンドウで、「スペースキーとの組み合わせ操作を使用する」をオンに設定します。

すると、スペースキーと他のキーとの組み合わせ操作が利用できるようになります。

(3)BMスマートにWindows用のUSBキーボードを接続します。

(4)スペースバーを押しながらi,k,j,lのキーを押すことで、ホームポジションに手を置いたまま、それぞれ上下左右の矢印キー操作ができます。

参照先: 〈スペースコマンドについて〉

[設定項目]D4 文書の比較機能

2個の文書を比較して、挿入、削除、変更されている部分を表示する機能です。

(操作例)

前に配られた資料の修正版を受け取ったような場合に、新バージョンと旧バージョンを比較して、どこが変更されているかを確認できます。

(1)新バージョンの文書を開きます。

(2)次のコマンドを実行します。

 メニュー → ツール → 文書の比較

すると文書選択ウィンドウが開くので、比較する旧バージョンの文書を選択します。

(3)すると、新旧の文書を行単位で比較した結果が「文書の比較」ウィンドウに表示されます。

参照先: 〈文書の内容を比較する〉

[設定項目]D7 文書編集からの予定の登録機能

文書の中で、日付が指定されている行を抜き出して、その右側に書かれているスケジュールを予定表に登録する機能です。

(操作例)

(1)会議のメモなどの中に、スケジュールを「日付 用件」の書式で書いておきます。

(2)メモを書き終わったら、以下のコマンドを実行します。

 メニュー → ツール → 予定の登録

(3)すると、文書内の「日付 用件」の行がリストアップされ、エンターキーを押すとそれらがスケジュール帳に登録されます。

参照先: 〈文書編集ウィンドウから、予定を登録する〉

[設定項目]D11 保護形式設定機能

点字編集で、BMT形式文書の保護属性を設定する機能です。

(操作例)スクラップ帳

スクラップ帳は、このBMスマートでのみ内容を閲覧できる編集可能な保護形式です。

スクラップ帳には、他の保護形式文書の内容をコピーして保存することができます。

(1)スクラップ帳に変換する新しいBMT形式の点字文書を開きます。

(2)次のコマンドを実行します。

 メニュー → データ → 保護形式設定

(3)「保護形式の選択」で「スクラップ帳」を選択します。

(4)スクラップ帳に変換すると通常文書に戻せない旨の警告が表示されますので、「ハイ(Y)」を入力します。

参照先: 〈保護形式文書について〉